宇津木龍一医師が考える 髪に良い食品 悪い食品
宇津木龍一医師の考えを紹介いたします。
■スカルプケアは髪に良い?
現代は何かとスカルプケアが話題になります。
その内容としては、頭皮のマッサージとシャンプーがメインのようです。
頭皮の適度なマッサージは、血行を促進するので頭皮の健康にはプラスになります。
ただし、指の腹で軽く行う程度がおすすめです。
また、スカルプケアに使うシャンプーに、界面活性剤や化学物質が含まれていたら、使うべきではありません。
宇津木医師は「なめたり、口に含んだりできないものを頭皮につけるのは危険」という考えなので、余計なものをつけるのは勧められないのです。
■食べ物と薄毛は関係する?
かつて宇津木医師の患者さんで、黒ごまをよく食べるようになったら、髪の毛が増えて黒くなった人がいるそうです。
自分に合ったものを、一定量摂取し続ければ、髪に良い効果が期待できる場合があります。
海藻や鶏肉、卵、サーモンなどは髪にいい食材で、辛いものやお酒、油などは髪に良くない食材とされています。
頭皮と皮脂の関係を考えれば、脂質の取りすぎは良くありません。
頭皮は排泄器官でもあるので、脂質をとればとるほど、その脂を出そうとします。すると皮脂腺が活性化して、栄養が髪に行かなくなるからです。炭水化物も同様です。
コーヒーやお酒は、良い面と悪い面の両方が考えられます。
コーヒーはポリフェノールの効果を考えればプラス、カフェインの効果を考えるとマイナスです。
お酒も適量なら、リラックス効果で血流が良くなりますが、飲み過ぎると交感神経を優位にし、脳の低酸素状態を招きます。
結論としては、過食をせず、野菜を豊富に、バランスのとれた食事が一番、ということになります。
雑誌「壮快」 2014年 08月号73〜74ページを参考にしました。
宇津木医師の「脱シャンプー・水洗髪」を実践・体験した人のコメント
宇津木医師の著書のレビューへリンクします。
次ページでは、「30代に見える50代」南雲吉則医師の髪に対する考え方を紹介します。
(追記)
宇津木医師の主張に関して、補足コンテンツを作りました。異論も紹介しています。
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