コーヒーの糖尿病予防効果 その他の病気にも
コーヒーの健康効果 クロロゲン酸の効果 脂肪燃焼や尿酸値低下など
コーヒーの脂肪燃焼効果 水泳中の体験談です キツさのピークがこない
このコンテンツでは、上の2コンテンツで紹介していない件をお知らせします。
絶対避けたい、あの病気をコーヒーが予防してくれるそうです。
このコンテンツは
・「コーヒーの処方箋」14〜16、75〜76ページ
・「珈琲一杯の薬理学」66〜69ページ
・「週刊ポスト 2016年 12/2 号」37ページ
を参考にしています。
コーヒーの健康効果 糖尿病を予防してくれる
まずはズバリと結論から。
その病気とは
糖尿病
です。
コーヒーが糖尿病を予防することは、どうやら間違いなさそうなのです。
これはかなりポイントが高くないですか?
世界各国の研究所と病院が、コーヒー消費量と糖尿病発症の負の相関関係を発表しています。
ここでの負の相関関係とは、
コーヒーを飲む量が増えるほど糖尿病になる人が減る
ことを意味します。
調査結果の例を連打します。
■フィンランドでの調査
コーヒーを一日3〜4杯飲む人は、全く飲まない人に比べて
男性で27% 女性で29%
一日10杯以上飲む人は、全く飲まない人に比べて
男性で55% 女性79%
糖尿病発症率が低くなる。
■朝日生命糖尿病研究所の野田光彦医師と東大病院の共同研究
東京葛飾区の健診受診者4千6百人(糖尿病ではない)の空腹時血糖値を調査したところ、
コーヒーをよく飲む人ほど血糖値が低い
との結果が出た。
■米国ハーバード大学の研究
12万5千人以上を対象に12〜18年間調査。
一日にコーヒーを6杯以上飲む人は、コーヒーを飲まない人に比べ、糖尿病になる確率が男性で半減、女性で30%減。
■医学誌「ランセット」に発表されたオランダの研究
コーヒーを一日7杯以上飲む人は、一日2杯以下しか飲まない人より糖尿病になる確率が低い。
・・・などなど、その他にも同様の結果を示す疫学調査は多数発表されています。
対して、「コーヒーを飲むと糖尿病発症リスクが上がる」という主旨の論文・調査結果は見当たらないのです。
東京薬科大学名誉教授の岡希太郎薬学博士は、
「糖尿病に対しては、コーヒーによる予防効果が確実に期待できる」
としています。
これはもう、効果を確信していいといえるでしょう。
ただ、これだけ多くの研究結果が報告されていながら、コーヒーが糖尿病を予防するメカニズムはよくわかっていません。
最も有力視されているのは、コーヒーに含まれるクロロゲン酸のグルコース吸収遅延作用です。
食後の糖分の吸収が遅くなり、血糖値の急速な上昇を抑制してくれるのです。(トクホでよく聞くアレです)
これは、「グルコバイ」や「ベイスン」といった糖尿病薬と似た作用です。
糖尿病以外も予防できる?
ちなみに、コーヒーが予防効果を持つと考えられている病気は、糖尿病だけではありません。
先の岡教授は、
・2型糖尿病
・肝臓がん
・アルコール性肝炎
・パーキンソン病
の四つを、
「コーヒーが予防効果を発揮する4大疾患」
としています。
特に2型糖尿病対策としてはイチオシです。
ただし、ここでひとつ注意点を。
ここまでコーヒーを推薦してきたのは、あくまで予防の話です。
糖尿病を発症してしまった場合、患者が食事の時にコーヒーを飲むと、血糖(ブドウ糖)値の低下に時間がかかるようになるのです。
ご注意ください。
これほど「○○予防効果がある!」と強調される嗜好品は、そうはありません。
もはや社会問題ともいえそうな糖尿病対策として、コーヒーを楽しむのもよいのではないでしょうか。
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