百歳以上のご長寿さんが食べているもの 「この差って何ですか？」より
当たり前ですが、健康を維持しなければ長生きはできません。
ということはご長寿さんの生活習慣などは、健康を意識する人にとって大いに参考になるはずです。
２０１６年１０月１８日に放映されたＴＢＳ系テレビ番組「この差って何ですか？」の中で、日本全国の１００歳以上の高齢者１００人が食べているもののアンケートが行われました。
「一週間で３日以上食べているものは何ですか？」という調査で、その結果は・・・
１位 豚肉
２位 豆腐
３位 鶏肉
４位 鮭
５位 キャベツ
・・・というものでした。
トップ３のうち、二つが肉なのです。
最近よく言われる「肉を食べている高齢者は元気」が裏付けられているのではないでしょうか。
特に豚肉は、「健康長寿食」としてすでに定番となった感があります。
白澤抗加齢医学研究所の白澤卓二所長は、豚肉と鶏肉について
高齢者の認知症や神経障害を予防するビタミンＢの重要な供給源になります。
鶏肉は良質の動物性たんぱく質供給源になっていると考えられます。
としています。
豆腐は良質のたんぱく質、動脈硬化を抑制するレシチン、イソフラボンが豊富なのに、低カロリーという、ヘルシー食品の代名詞です。
またキャベツはがん予防食材としてよく知られています。
個人的には、鮭があって青魚がランクインしていないのはちょっと意外です。
青魚はいかにも健康に良いイメージがあるのですが、ご長寿さんは鮭ほどは食べていないようです。
白澤所長によると、鮭は
ビタミンやミネラル、抗酸化作用をもつアスタキサンチンが豊富なので、がんを予防する効果が期待されている。
高齢者の長寿を助ける魚です。
なのだそうです。
健康寿命を延ばすため、ご長寿さんが食べているものは大いに参考にできるのではないでしょうか。
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