花粉症対策に効果がある(ない)食材 雑誌週刊現代より
雑誌「週刊現代」の2017年3月11日号に、「花粉症に効く食材と効かない食材」という特集がありました。
このトピックを扱った記事としては最新と言える内容なので、一部抜粋して紹介します。
実は以前、私のサイトで「花粉症対策に効果がある」として紹介した食材が、この記事では「効果はないのでは?」に分類されています・・・orz
訂正の意味でもお読み頂ければありがたいです。
(このコンテンツは雑誌週刊現代 2017年 3/11号26〜27ページを参考にしています)
花粉症対策に医師がすすめる食材
れんこん
ポリフェノールの一種であるタンニンとムチンが免疫物質の産生を抑制。皮ごとすりおろし料理に混ぜてもよい。
ヨーグルト
乳酸菌が腸内フローラを改善し、免疫バランスを整える。L92乳酸菌は免疫細胞の過剰反応を抑える効果がある。
ブロッコリースプラウト
ブロッコリーの新芽のこと。炎症を引き起こす細胞や抗体の過剰生産を抑制し、アレルギー反応を抑える。
甘酒
乳酸菌には、れんこんが持つ免疫物質抑制効果をアップさせる働きがある。人肌に温めると、より乳酸菌が活性化する。
甘酒の乳酸菌とレンコンの組み合わせについては、こちらのコンテンツもご覧下さい。
みかん(の皮)
温州みかんの皮にあるノビレチンという物質に花粉症の抑制効果が。皮をすりつぶしてヨーグルトに混ぜるとよい。
青魚
青魚に含まれるEPAやDHAは、抗炎症作用のある物質。花粉症の症状も炎症によって起こるため効果アリ。
唐辛子
カプサイシンの辛さで交感神経が興奮。鼻の血管が収縮して、鼻づまりが一時的に解消する 一食一本が目安。
ガム
ペパーミント系のガムに含まれるメントールによって一時的に鼻づまりが軽減。噛む動作事態も効果を高める。
実は効果はない?食材
甜茶
抗アレルギー効果の信憑性は低く、厚労省も効果が不確かと明言。
※むらお注
以前私の別サイトでは、甜茶は花粉症対策になる食品云々・・・といったことを紹介しています。
甜茶はあまりアテにならないかも?という認識に変更致します。よろしくお願いいたします。
バナナ
一日2本食べると症状が改善すると言われるが実証はされていない。
シソジュース
体内でEPAに変わる物質が含まれ、有効とされるが根拠は不十分
※またもむらお注
シソについてもアレルギー対策食品という紹介をしています。
こちらも変更をお願いします。
玉ねぎ
茶色い皮には抗酸化作用のある物質が含まれるが、含有量は乏しい
やってはいけない食べ合わせ
花粉症の人が食べると良くない食材も存在します。
果物や野菜を食べていて口・喉がかゆくなる、腫れてピリピリする、鼻がつまるといった症状が出たら、それはPFAS(花粉・食物アレルギー症候群)なので、食べるのをやめましょう。
重篤化するとアナフィラキシーショックを起こす危険性もあります。
スギ花粉症の人は、トマトは要注意食材です。
しかし、PFASであっても問題の食材を加熱して食べれば症状は出ません。スギ花粉症の人でも、加熱してあるトマトソースなどの料理はOKです。
その他、原因となる花粉別に良くない食べ物を紹介します。
シラカバ、ハンノキ、オオバヤシシャブシ
NG→リンゴ、サクランボ、モモ、アーモンド、ジャガイモ、大豆、ピーナッツ
オオアワガエリ、ホソムギ
NG→メロン、スイカ、トマト、キウイ、オレンジ
ヨモギ
NG→セロリ、ニンジン、マンゴー
ブタクサ
NG→メロン、スイカ、バナナ、ズッキーニ、キュウリ
一般的な食材も多く含まれています。
アレルギー症状があって、何か食べた後「どうも具合が悪くなる・・・」といった経験があるなら、口にした食材もチェックしてみて下さい。
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