糖尿病・高血圧・心臓病なら熱中症に特に注意を
不幸にして命を落とす人もおり、いまや日本の夏は文字どおり「殺人的」暑さに注意する季節となっています。
熱中症対策として、気温や湿度、水分・塩分補給に注意するのはもはや常識です。
これらに加えて、糖尿病や高血圧、心臓病の人は、熱中症に特に注意する必要があるのはご存じでしょうか?
まず、糖尿病になると熱中症を発症しやすくなります。
糖尿病で腎臓の機能が低下していると、水を飲んでも「だだ漏れ」になりやすく、体内の水分量を適正に保てなくなるからです。
また、糖尿病で神経障害があると、暑さへの感受性が低下し、「いつのまにか体温が上がっていた」ということになりかねません。
というのも、血圧を下げる降圧剤や、心臓病の薬には利尿作用を持つものが多く、体内の水分量が少なくなりがちなのです。
しかし、水分をとりすぎると心臓に負担がかかるというジレンマになるケースもあります。
そのため、高血圧・心臓病の薬を服用している人は、熱中症リスクが上がる暑い時期には、温度調節による熱中症予防をメインの対策としましょう。
水分を頻繁に補給するのではなく、汗が出るのを防いで身体から水分が出て行くのを防ぐわけです。
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