意外な感染源?スマホ・タブレットを触った手で食中毒
O−157食中毒により、子供さんが亡くなった件の報道が続いています。
食中毒の予防法は以前から何度も話題になっており、よく知られているのではないでしょうか。
しかし最近は、現代ならではの感染源もクローズアップされているようです。
現代の機器が感染源に
熊本のローカルフリーペーパーに、食中毒予防特集があり、その中でちょっと意外な感染源が挙げてありました。
それは・・・
スマホ(タブレット)です。
現在では、スマホやタブレットでレシピを確認しながらの調理は当たり前になりました。(私はやりませんが・・・)
しかし、実はスマホは雑菌が満載で、簡単に言えばかなり汚いのです。
以下のようなケースで、スマホが雑菌の”居場所”・”運搬役”となることはないでしょうか?
・スマホを使う前後で手を洗うことは少ない
・スマホを洗浄・消毒することも少ない
・トイレに持ち込むこともある
・セキやくしゃみなどの飛沫もつきやすい
・屋外や人込みの中(電車内など)でも使う
・ペットや土壌を触った手で触ることもある
ネットで調べてみたら、スマホからは
・黄色ブドウ球菌
・バチルスマイコイデス
・コリネバクテリア
といった菌が検出され、海外では、スマホを介してエボラ出血熱に感染した例もあるそうです。
エボラ出血熱はさすがにまれでしょうが、カゼやインフルエンザでゴホゴホ咳をしながらスマホを操作し、そのスマホを家族が触って・・・というケースは意外と多いはずです。
こう考えると、スマホは食中毒に限らず感染症全般の感染源になりうると言えるでしょう。
「便器の○倍汚い」は誇張されているとの意見もありますが
スマホを操作しながらの料理では、食中毒予防の基本「菌をつけない」がおろそかになるリスクが高まります。
ついうっかり食材を触ってしまうこともあるはず。
スマホは乾燥していて雑菌は繁殖しにくいので、「便器の○十倍汚い」というのはオーバー、という話もありますが、気をつけていて悪いことはありません。
調理してから食べるまでに時間がある場合は、特に注意しなくてはいけません。
スマホを使った後は手を洗う、調理中はスマホを触らない、といった工夫が必要です。
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