ココナッツオイルの中鎖脂肪酸でアルツハイマー予防・改善
ココナッツオイルに多く含まれる中鎖脂肪酸は、肝臓で分解されるとケトン体に変わります。
ケトン体は活性酸素を撃退し、アンチエイジングに関わる酵素の働きを活性化させる作用を持っています。「若返り」効果が非常に強いのです。
美容面で優れているココナッツオイルは、近年認知症対策にも注目されています。
キモになるのは、「脳のエネルギー源としてのケトン体の活用」です。
(このコンテンツは女性自身 2014年 3/25号121〜127ページのデータ等も参考にしています)
ココナッツオイルから作られるケトン体でアルツハイマー予防
一般に脳のエネルギー源になるのはブドウ糖です。
健康な人であればブドウ糖を脳の活動に使えますが、アルツハイマーを発症すると脳でのブドウ糖利用がスムーズにいかなくなります。
すると、脳はエネルギー不足に陥り、脳細胞が委縮・休眠状態に入ってしまいます。脳細胞も「燃料」がなければ活動できません。
そこでブドウ糖の代わりに脳の「第二のエネルギー源」になると考えられているのが、ケトン体です。
そしてケトン体の元となる中佐脂肪酸が豊富なココナッツオイルが注目されているというわけです。
ケトン体でエネルギーを補給できれば、脳細胞も活動を続けられます。
ココナッツオイルにアルツハイマー病の改善・予防効果を発見したのは、アメリカのメアリー・T・ニューポート医師です。
若年性アルツハイマー病を発症した夫の朝昼晩の食事に大さじ2杯半のココナッツオイルを加えて食べさせたところ、2ヶ月後には会話能力が向上するなどの改善が見られました。
ココナッツオイルにアルツハイマー病の進行を止める作用が確認されたのです。
アルツハイマーは50代から始まり、70代までの20年かけて進行します。
アメリカでは、50代から毎日ココナッツオイルを摂ると、70代でもアルツハイマー病に伴う認知症を予防できるとされており、36%の人に改善効果が見られたというデータもあります。
またアメリカではケトン体のサプリメントも販売されていますが、日本では販売されていないため、ココナッツオイルをはじめとする食品でとりましょう。
ココナッツオイルには中鎖脂肪酸が約60%含まれています。牛乳には約3〜5%です。
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