体の軸側は傷めやすいので 鍛え方・ケアを工夫してバランス改善を
※参考リンク
左手でも箸を使い、クロールは左右で息継ぎ・ハンドターンをするよう心がけているのです。
最近は、包丁で野菜を刻む際も左手を使ってます。
左右の神経・筋肉バランスは、地味ですが意外と重要な健康トピックです。
しかし、完全な左右均等はさすがに難しく、「軸」の関係でアンバランスはどうしても生まれます。
荷物を持ち上げる際に無意識に踏み出す足や、歩く際の第一歩にも「軸」が関わっています。
雑誌「ランナーズ」に、「軸」の調べ方の記事があったので紹介します。
あなたの「軸」はどちらでしょうか?
十字堂鍼灸院院長で、中野健康医療専門学校学校長の小松秀人さんによると、左右のバランスが完璧な人はいません。
どうしても偏りはあるわけで、そのまま長い年月かけて活動するとアンバランスな負荷が蓄積して、ある程度の年齢に達すると膝や腰の痛みをひき起こすこともあります。
もっともわかりやすいのは、重い荷物を運ぶ際の足ではないでしょうか。
前に踏み出す足がどちらかに決まっていませんか?
私の場合、右足が多いです。
積み込み作業が多い仕事などで、長年同じ足ばかりを踏み出していれば、筋力や神経のバランスが崩れるであろうとは想像に難くありません。
踏み出す足は体の「軸」と関係しています。
自分の軸が左右どちらか調べる方法を紹介します。
■「気をつけ」の姿勢で直立する
■そのまま徐々に体全体を前に倒していく
■倒れそうになって、どちらの足が前に出るかチェックする
もしも右足が前に出たら、軸は左です。私はこれです。
無意識の状態では、重心は軸(この場合は左)に乗るので、非軸である右のほうが身軽になります。
なので、
・前に倒れそうな体を支える
・信号待ちなどの後で歩きだす
・サッカーボールを蹴る
・足を組む
といった動作では、身軽な右足を動かしてしまうのです。
こうした習慣は、小学生ごろまでに決まるそうです。
つまり、それ以降は軸・非軸の行動を継続することになります。
言い換えるなら、左右アンバランスな活動が小学生以後ずっと続くのです。
基本的に、軸のほうに(私の場合は左脚)負担が多くかかるので、ケガや痛みといった不調も左脚に多く起こりがちになります。
上の方法で自分の軸脚がわかったら、その脚になにか不調を経験していないか考えてみて下さい。
膝や足首が痛い、あるいは走り出すと痛みが出る、などですね。
今後何も考えず生活すると、このアンバランスは悪化する一方です。
それにつれて、不調の度合いもどんどん悪化していきます。
それでは、これからどのようなことを意識すれば良いのでしょうか?
まず、
■非軸脚に重心を乗せるよう意識する
のが第一です。
私の場合、右脚ですね。
ほんのちょっとしたことですが、これにより脳からの指令が、今まであまり使われなかった右半身の神経を介して伝わり、癖を変えるのに役立ちます。
そして、
■ストレッチやマッサージといった「ケア」は軸脚に
■筋トレなどの強化は筋力の弱い非軸脚に
重点的に行うのもポイントです。
と、ここまで軸・非軸について挙げてきましたが、これはあくまで一般論です。
不調は様々な要素で発生するので、非軸脚を傷める可能性も十分あります。
ここまでの話を一応頭に入れておいて、
「自分はどちらの脚(あるいは腕)を多く使うか」
「どちらがより器用に動かせる(神経がより多く通っている)か」
を自分のケースで考えてみましょう。
ちなみに私は左脚は右脚に比べてかなり不器用です。
(あくまで私見ですけど、軸脚はあまり動かさないだけに不器用ではありませんか?)
クロールでのキックをする際も、左脚はどうもピンときません。
神経が通ってない感じです。
今後はさらに意識して左脚を使ってみます。
左右のアンバランスの解消は体のゆがみ解消でもあります。
マラソンをするなら、故障や失速を防ぐためにも重要です。
左右のバランスを意識しても、劇的に健康になるわけではありませんが、実践してみると意外と面白いものですよ。
体に新しい神経が通って、新しい世界が開けるようです。(←大げさ?)
長年使ってきた体に偏りがないか、あらためて自分の「軸」や「利き」を意識してみてはいかがでしょうか。
雑誌「ランナーズ」 2013年 12月号70〜71ページを参考にしました。
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