日本では鼻うがいによる脳炎を心配する必要は無いのでは?

鼻うがいのリスク?アメーバ脳炎

メルマガや別サイトで力説しているように、私は鼻うがいを絶賛しています。

 

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鼻うがいに関する記事一覧

 

 

いまでは寒い季節の習慣になっており、低温・乾燥・人ごみの中という悪条件から帰宅しても、鼻うがいという強力な対処法があるのでカゼを予防する自信があります。

 

(もちろん、鼻うがいだけがカゼ対策ではありませんが)

 

 

しかし以前、こんな記事がありました。
鼻うがいの危険性を指摘しています。

 

 

「鼻うがい」で侵入したアメーバが脳みそまで到達して死亡 
http://news.2chblog.jp/archives/51708105.html

 

 

2011年に、アメリカのルイジアナ州で「ネティポット」という鼻洗浄器を使用していた人が、アメーバ脳炎で死亡する事故が起きました。

 

水道水中の「フォーラーネグレリア」というアメーバが脳に達し、原発性アメーバ性髄膜脳炎を発症したのです。

 

 

アメーバによる脳炎は

 

 

・致死率が非常に高い
・急激に進行する
・他の病気との見分けが難しい

 

 

という特徴があります。

 

主な症状は、嗅覚・味覚の変化、吐き気・嘔吐、発熱、頭痛などです。

 

 

今回の事故を受け、FDA(米国食品医薬品局)は

 

・鼻洗浄には滅菌済みの水を使う
・白湯を使うなら清潔な容器を使い、24時間以内に使いきる
・手や器具をよく洗い、乾かして使う

 

ように推奨しています。

 

 

このアメーバは、飲んだ場合は胃酸で死滅しますが、鼻うがいなどで鼻腔内に入った場合は生存し続けるため、脳に入りこむ可能性があります。

 

 

日本で最後に報告されたのは96年の佐賀県での症例で、25歳の女性が発症から9日目に亡くなっています。

 

感染経路はわかっていません。

 

 

 

また、このサイトによると

 

もっと詳しく 原発性アメーバ性髄膜脳炎 (PAM)
http://homepage2.nifty.com/treknz/amoeba_2.html

 

 

アメーバ性脳炎はニュージーランドで多く発症しており、湖沼での水泳や温泉入浴が感染経路になっています。

 

上のサイトでは、温泉は日本にも多いのになぜ感染例が少ないのか、と疑問を呈しています。

 

 

アメーバ性脳炎を、他の症状と間違っているのかも、という指摘も。

 

 

ただし、こちらのサイトによると

 

アメーバ性脳炎
http://idsc.nih.go.jp/iasr/31/369/kj3695.html

 

 

「国内ではこれまでに温泉排水、工場排水などの温排水2カ所から分離されているが、温泉等の全国調査では浴槽水からの検出はみられていない」

 

そうです。

 

 

結局のところ、日本の水道水を使っての鼻うがいは安全なのでしょうか?

 

 

ネットで調べてみたところ、結論としては

 

 

まず心配する必要はない

 

 

と考えています。
これは日本の温泉も同様です。

 

 

まず、アメーバ脳症自体が、日本ではこれまでにほとんど報告されていません。

 

別の症状と間違われていた可能性も皆無ではありませんが、誤診がそれほど長期間続くとは思えないのです。

 

 

どうしても気になるなら、鼻うがいには一度沸騰させたポットのお湯などを使えば安心です。煮沸によりアメーバは死滅します。

 

 

私も、鼻うがいにはポットのお湯を使うことが多いです。この冬も実践する予定です。

 

 

鼻うがいは、絶対にできるようになるべきですよ!

 

 

 

 

※このサイトは作成ソフトSIRIUS(上位版)で作りました!^^

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