小林弘幸教授 日常生活で怒りやイライラを感じたら
順天堂大学の小林弘幸教授は、40代まで短期で怒りっぽく、四六時中どなり散らしていたそうです。
しかし自身の専門分野である自律神経の研究を進めるうちに、イライラや怒りが健康を損ねることがわかってきました。
イライラや怒りは交感神経を優位にします。交感神経が過度に優位になると血管が収縮し、血流が悪くなります。
また交感神経が高ぶると、消化器の動きが鈍くなるため、日常的にイライラや怒りを感じていると、身体の不調を招くのです。
こうした事実を理解するにつれ、小林教授は自分の行動を改めるようになりました。
心がけたのは次の二つです。
「ニコニコする」
「ゆっくり話す」
小林教授によると、この二つを意識するだけで自律神経のバランスが整い、血管が広がって血液の流れが促進されます。
「イライラ」「怒り」とは逆の作用で体調を良くしてくれるのです。
この二つを心がけるようになってから、小林教授の頭痛や肩こりといった体調不良が解消しました。
小林教授は、深呼吸も勧めています。
怒りを感じたり、言いたいことを我慢したりすると一瞬呼吸が止まります。
これは交感神経が高ぶっているサインなので、こんな時一回でも深呼吸すると副交感神経の働きが高まり、自律神経のバランスが整います。
深い呼吸の重要性については、私も呼吸でやる気UP「ジョジョ」の荒木飛呂彦先生も実践で強調しています。
意識して行うのと行わないのでは、身体・メンタル両面の健康で大きな差がつくと考えています。
日常生活でイライラ・怒りを感じたら、
・まず深呼吸
・ニコニコする
・ゆっくり話す
を実践してみて下さい。
心身両面の健康維持を助けてくれます。
ホントに違いますよ!
壮快 2016年 11 月号78〜79ページを参考にしました。
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